【センス・オブ・ワンダー】の本の感想

本の概要

この本は、環境分野に携わる人であればおそらく誰もがその名前を知っている、レイチェル・カーソン氏の著書です。

レイチェル氏は農薬による環境破壊を告発した「沈黙の春」という本で非常に有名ですが、この「センス・オブ・ワンダー」もそれに負けずとも劣らない彼女の代表作です。

この本ではレイチェル氏の別荘に姪の息子が遊びに来た時に、海辺や森などの自然の中で一緒に過ごした体験が書かれています。

自然の中の様々な動植物の様子が、美しい風景の写真とともに丁寧に描写されています。

その写真を見ながら読み進めることで、私達もまるでその場所にいるかのように、鮮やかな情景を容易に頭の中に思い浮かべることができます。

繊細な感性を持つHSPに非常に合っている本だと私は感じました。

表紙や本の各所に挿入されている写真が本当に美しいので、ぜひ皆さんにもその目で実際に見てほしいです。

かなり短めの本なので気楽に読めると思います。

この本の中で印象深かった点

新型コロナウイルス感染症の流行により、我々の日常生活は一変しました。

長距離の移動は制限され、外国はもちろん国内でも観光や遊びで遠くまで出かけることは困難になってしまいました。

でも、わざわざ遠くの特別な場所に行かなくても、私達の身の回りにある小さな自然の中にも、素晴らしい世界がある。

愛でるべき、美しい景色がある。

慈しむべき、生命の息吹がある…!

そんなことを気付かせてくれる本だと、私はこの本を読んで感じました。

まとめ

今回は「センス・オブ・ワンダー」の本を紹介しました。

小さな自然の繊細な美しさを感じることができる本であり、身近な自然環境の大切さを教えてくれる本でもあります。

ぜひ手に取って読んでみてください!

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