私にとって文章を書く作文は「脳のトイレ」
私は文章を書いて自分の考えを表現をするのが好きなのですが、それは自分にとって「脳のトイレ」の役割を果たしています。
※ちょっと汚い言葉ですが、本当にピッタリな比喩・例えなので使わせてもらいます。
文章を書くことで頭の中がスッキリし、精神的・心理的に安定するので、皆さんにも、特にHSPの人には文章を書いて自己表現することをオススメします。
まだこれだけだと何を言っているのかよく分からないと思うので、以下詳しく説明していきます。
HSPは莫大な量の情報を受け取り、頭の中で処理している
HSPは刺激に敏感なので、普通に日常生活を送っているだけでも周囲の環境から莫大な量の情報を受け取り、頭の中でそれを処理して本当に多くのことを考えていると言われています。
例えば私の場合、道を歩いている時に前の人が歩きタバコをしていたとして、
- 「歩きタバコなんて良くないなぁ」
- 「この人は他人に迷惑をかけていると思わないのだろうか」
- 「この人と私では考え方や価値観が違うのだろうか」
- 「でもこのタバコの煙、甘い匂いがする」
- 「匂いの面では、そこまで不快ではないかもしれない」
- 「それでも、体に悪い成分が入っていることに変わりはないはず」
- 「有害性を匂いでごまかそうとしている悪質なタバコだ」
- 「今時のタバコはこういう種類が多いのだろうか」
といった感じで、色々な考えが頭の中を駆け巡ります。
私自身はいつでもこんな感じで、四六時中何かしら考え事をしながら生きているような状態です。
頭の中に「自分の考え」という名の消化物が溜まっていく
HSPの性質である以上、ある程度は不可抗力であるとはいえ、ずっとそんな生活をしていると、頭の中に「自分が考えたこと」がどんどん溜まっていきます。
ちょうど我々がご飯を食べると、その消化物がお腹に溜まっていきます。
それと同じように、脳が情報をキャッチすると、それを噛み砕いて消化して(考えて)出てきた「自分の考え」という名の消化物が、頭の中にどんどん蓄積していくのです。
ご飯を食べてもずっとトイレに行かないと、もちろんお腹の調子はおかしくなってしまいます。
それと同様に、受け取った様々な情報をもとに生み出された「自分の考え」を外に出すことなく、ずっと頭の中に溜め込んでいると…
頭の中が絶えずモヤモヤし続けてスッキリせず、精神的・心理的な健康が損なわれてしまうと私は感じています。
自分の考えを文章で表現すると、頭の中がスッキリする
様々な「自分の考え」が蓄積し、パンクしそうになった頭をスッキリさせることができるのが、「作文する」「文章を書いて自己表現する」という行為だと私は思っています。
自分の考えを文章として書き表し、一度頭の外に出すと、不思議とその内容をこれ以上頭の中でグルグル考えることがなくなり、頭がスッキリします。
ちょうど、ご飯を沢山食べてお腹がパンパンになった後、トイレに行くとお腹がスッキリするのと同じような感じです。
HSPの人は特に、インプットとアウトプットのバランスを取った方が良い
前述した通り、HSPの人は莫大な量の情報を受け取り、頭の中でそれを処理していると言われているため、インプット過多になっている人が多いと思います。
その状態のままにしておくのは、ご飯を何回食べてもトイレに行かずに我慢しているようなもの。
自分の考えを文章として書き、定期的にアウトプットしていくことで、インプットとアウトプットのバランスが取れ、脳が健康な状態になると思います。
実際、昔の私は様々なことを頭の中で考えっぱなしで、外にアウトプットしていなかったため、日常的に頭の中がいっぱいいっぱいという感じで、絶えずモヤモヤとしていました。
今はこのブログやTwitterなどを通じて自分の考えや意見を発信することで、情報のインプットとアウトプットのバランスが取れるようになり、頭の中が比較的スッキリしていると実感しています。
まとめ
今回の記事では「脳のトイレ」、すなわち自分の考えを作文することをオススメしました。
特にHSPの人はその気質の影響で、日常的に頭の中で色々なことをグルグルと考えがちだと思います。
HSPである私の経験上、自分の考えたことを書いてアウトプットすることで頭の中がスッキリし、精神的・心理的に安定すると実感しています。
皆さんも自分の考えを書いてアウトプットすること、定期的に脳のトイレに行くこと(笑)を、ぜひやってみてください!